■家族療法講座「エーリッヒ・フロム」を読む


 月照庵クリニック家族療法講座では「エーリッヒ・フロムを読む」を行っています.

 生きることに対して,どのように考え対応していったらいいのかを学ぶシリーズです.

 

 彼の代表的な著作「愛するということ」「悪について」「生きるということ」 の3冊を精神科医・臨床心理士が解説しました.    

 

エーリヒ・ゼーリヒマン・フロム

(Erich Seligmann Fromm,1900年3月23日 -1980年3月18日)

はドイツの社会心理学,精神分析,哲学の研究者である.ユダヤ系ドイツ人.マルクス主義とフロイトの精神分析を社会的性格論で結び付けた.新フロイト派,フロイト左派とされる.

 1900年,ドイツのフランクフルトに生まれ,大学では社会学,心理学,哲学を学び,1922年にハイデルベルク大学でアルフレッド・ウェーバー(マックス・ヴェーバーの弟),カール・ヤスパース,ハインリヒ・リッケルトの指導の下に学位を取得した.1926年にはフリーダ・ライヒマン(この人も有名な心理学者)と結婚.1931年にフランクフルト大学の精神分析研究所で講師になったが,ナチスが台頭し始めた1934年,アメリカへ移住した.コロンビア大学でまず教鞭をとり,その後,ニューヨーク大学の精神分析学の教授を務めた.

 

 「愛するということ」「生きるということ」「正気の社会」は有名な名著であり,これによって人生が変わったという人も多い.

 

   *家族療法講座は毎週火曜日午後に行っています.

    ご家族に問題をかかえる方に強くおすすめするシリーズです.

    (詳細は月照庵クリニックにお問い合わせ下さい.)